CRIEN式AI導入5フェーズメソッド――20社支援で体系化した手法

CRIEN式AI導入5フェーズメソッド――20社支援で体系化した手法

CRIEN AI顧問 メソッドを実測データで解説。私が20社の技術顧問として体系化した「CRIEN式AI導入5フェーズメソッド」。

CRIEN式AI導入5フェーズメソッドは、顧問20社+・案件50件+の現場経験から体系化した、経営者の学習・戦略・実装・定着・再設計までを同一チームで一気通貫する手法です。MIT Sloan 2024年調査では生成AI投資の95%がゼロリターンに終わっていますが、その失敗の大半は技術ではなく「戦略を立てる会社」と「作る会社」が分断されている構造問題に起因します。CRIENの「まるごとAI顧問」は、この分業構造そのものを解体するために設計された6サービス一体の支援ブランドです。

Updated 2026-04-11: まるごとAI顧問の6サービス構造と、20社+の顧問現場から生まれた5フェーズメソッドの全体像を追記しました。

なぜ「まるごとAI顧問」を立ち上げたのか

まるごとAI顧問とは、経営者の学習、経営会議での意思決定、部門での実装、現場での定着、そしてプロダクト開発までを、同じチームが翻訳ロスなしに担う支援ブランドのことです。CRIEN代表取締役CEOの佐藤淳一は、IT業界歴23年、CELL・ORSO・GREE・3.0(CTO)を経て2018年にCRIENを創業し、並行して技術顧問・AI顧問として20社以上の経営会議に入り込んできました。堀江貴文氏のTERIYAKI、ACTIVITY JAPAN、HR系スタートアップから飲食チェーン、建設業まで、業種は本当にバラバラです。

顧問先で繰り返し見てきた光景があります。「大手コンサルに依頼したAI戦略書は立派だった。でも誰もそれを動かせていない」――相談を受ける案件の6割はすでに他社で一度頓挫したプロジェクトの建て直しでした。戦略を立てた人はコードを書けない。コードを書く人は経営を知らない。両者の間を繋ぐ通訳が誰もいない。結果、翻訳ロスで戦略の9割が現場に届かない。これが分業型コンサルの構造的限界です。

この構造を解くには、役割を分けないことです。経営者の学習、経営への助言、業務の設計、プロダクトの実装、現場への定着。これら全てを「同じチーム」が担当する。それが「まるごと」の意味で、単なるサービス名ではなく設計思想そのものです。

まるごとAI顧問の6サービス構造

まるごとAI顧問は、「AI支援・AI導入」3サービスと「開発」3サービスの計6サービスを、一本の顧客ジャーニー動線として繋いだ構造をとっています。

AI支援・AI導入(経営と現場を繋ぐ3階層)

01 経営者向けAI家庭教師(NEW)|主語は経営者個人。1on1短期集中で「学習と習慣化」を提供します。成果物は個人学習計画、経営者用プロンプト集、実践課題。KPIは経営者自身のAI活用頻度・理解度・自走度。AI顧問事業の入口であり、02/03へのアップセル導線も兼ねます。

02 AI顧問・技術顧問|主語は会社・経営陣。月額顧問契約で「意思決定と優先順位づけ」を提供します。成果物はAI戦略書、優先テーマ、投資判断材料、AIガバナンス草案、ベンダー選定助言、CTO機能の代行。KPIは判断スピード・優先順位の明確化・AI案件化数。累計20社+の実績があります。

03 AI導入伴走支援|主語は部門・プロジェクトチーム。3〜6か月の案件型契約で「実装と定着」を提供します。成果物は業務分析・要件定義、PoC、業務フロー再設計、現場向けAI研修、運用定着支援(1〜3か月フォロー)。KPIは工数削減率・品質改善・定着率・ROI。日本AI総研の「導入だけで終わらせない 伴走型AI業務改善」がコアコンセプトです。

開発(スピード・AI実装力・アプリ開発の3系統)

04 光速プロダクト開発(NEW)|新規事業・MVP向けの短期集中開発(1〜4週間)。AIコーディング(GitHub Copilot、Claude Code)・生成AI・AIエージェントをフル活用した高速開発が売り。実績は動画チャットボット5日、多店舗売上集計システム3時間、歯科予約受付システム4日など、通常ではありえないスピードでのローンチを実現しています。

05 AI駆動開発|AIそのものを成果物の中核に据える受託開発。AIチャットボット、動画チャットボット、AI-OCR、AIエージェント、RAG、画像認識、自然言語処理アプリケーションなど。技術基盤はClaude/GPT-4、LangChain/CrewAI、Pinecone/Weaviate、Stable Diffusion XL/DALL-E 3、AWSインフラ。

06 アプリケーション開発|Webアプリ(React/Next.js/Vue.js/Nuxt.js)、スマホアプリ(iOS/Android/React Native)、業務システムをフルスクラッチで開発。最新アーキテクチャと実践知を組み合わせ、企業がデジタルの世界で競争力を持ち続けるためのソリューションを提供します。

6サービスの関係性は一方向の階段ではなく、顧客の状態に応じて「どこから入ってもよく、どこへも進める」設計になっています。01で学んだ経営者が02に進むパターン、02の戦略を受けて直接05に進むパターン、開発案件として04/05/06から直接入るパターン――すべての導線を前提に設計しました。

CRIEN式AI導入5フェーズメソッド

CRIEN式AI導入5フェーズメソッドとは、顧問20社+・案件50件+の現場経験を元に体系化した、AI導入を「分業させずに回す」ための5段階の実行手法のことです。各フェーズは6サービスに対応しており、どのフェーズから入っても、どこまでも伴走できるのが特徴です。

フェーズ1: 経営者インプット(01 AI家庭教師)

経営者自身が毎日AIを触る習慣を作るフェーズ。AI戦略を作る前に、経営者が「AIでできること・できないこと」を自分の指で感じ取る。ここを飛ばすと、後のフェーズで経営判断が全て外部頼みになり、戦略が定着しません。所要期間は4〜8週間、1on1形式。

フェーズ2: 戦略整理(02 AI顧問・技術顧問)

会社としてAIで何をやるか・やらないかを決めるフェーズ。経営会議に入り込み、優先テーマ3つ、投資額、期待ROI、ガバナンス方針を言語化します。このフェーズで重要なのは「やらないこと」を決めること。顧問先20社で見てきた成功パターンの共通点は、必ず「捨てたテーマ」が記録されていることでした。

フェーズ3: 現場適合(03 AI導入伴走支援 前半)

戦略を部門・現場の言語に翻訳するフェーズ。業務フロー図を書き直し、どこにAIを差し込むか、誰がどこで判断するかを細かく設計します。「PoCに入る前に必ず業務フロー再設計をやる」――これが顧問先で失敗を減らした最大の工夫です。

フェーズ4: 実装・PoC(03 伴走支援 後半 + 05 AI駆動開発)

PoC実装フェーズ。必要に応じて04 光速プロダクト開発で最短5日〜4週間でMVPを立ち上げます。ここでの鉄則は「PoCを3ヶ月以内に触れる形にする」こと。経営陣の熱は3ヶ月で冷めます。スピードが定着率を分けます。

フェーズ5: 定着・再設計(03 伴走支援 継続 + 再度02)

運用定着と次フェーズへの設計をセットで回すフェーズ。1〜3ヶ月のフォローで利用状況を計測し、数字をもとに「次に何をAI化するか」の議論に戻します。AI導入は一回で終わらず、5フェーズを何周も回すのが前提です。

CRIENが「まるごと」を実行できる3つの理由

このサービス構造を他社が真似しようとしても、簡単にはできないと思っています。理由は3つあります。

理由1: 開発チーム15名と顧問実績20社+が同居

コンサル会社は開発ができない。開発会社は経営に入れない。この両方を社内に抱えている会社は、意外と少ないです。CRIENには現在15名の多国籍開発チーム(日本・中国・モンゴル)がいて、同時に佐藤が20社+の技術顧問として経営会議に入っています。戦略の言語と実装の言語、両方を日常的に使っている組織です。

理由2: 最短5日〜3時間で形にできるスピード

AI導入で最もよく起きる失敗は、「検証に時間がかかりすぎて、経営陣の熱が冷める」ことです。CRIENの光速プロダクト開発チームは、動画チャットボットを5日、多店舗売上集計システムを3時間、歯科予約受付システムを4日でローンチしてきました。「戦略を話した次の週には動くものができている」状態を作れる稀有なチームです。

理由3: 経営者の言葉で技術を語れる一人二役

佐藤自身が経営者であり、エンジニアであり、AI実践者です。この3つを兼ねている人間は、現場にそう多くありません。机上の理論を並べる「コンサル型AI顧問」ではなく、経営会議でコードと予算を同時に議論できる。この一人二役が、翻訳ロスをゼロに近づけます。

まるごとAI顧問の現状と実績

2026年3月〜4月の1ヶ月で、経営者向けAI家庭教師(01)には23名の申込を受け、そのうちA評価1名、B+評価10名という質の高いリード層が形成されました。この数字から確信していることがあります。「経営者はAIの使い方を教えてほしいわけじゃない。経営の隣で一緒に考えてくれる相棒を探している」――だからこそ、まるごとAI顧問は単なるコンサルメニューではなく、経営者の意思決定と現場の実装を同じ人間が伴走する仕組みとして育てています。

よくある質問

Q. 「まるごとAI顧問」は従来のAI顧問と何が違うのですか?

A. 従来のAI顧問は戦略助言までが主業務で、実装は別会社に発注する前提でした。まるごとAI顧問は、経営者の学習・戦略・実装・定着の4段階+開発まで、同じチームが担当します。翻訳ロスがゼロになり、判断から実装までのリードタイムが数分の1になります。

Q. 顧問料の相場はどれくらいですか?

A. 案件規模と関与頻度によりますが、月額数十万円〜のレンジです。戦略コンサルと実装会社を別々に発注するより、トータルコストは半分から2/3程度で収まるケースが多いです。

Q. 従業員50名未満の会社でも依頼できますか?

A. できます。顧問先20社+のうち約半数は従業員50名以下です。むしろ中小企業のほうが経営者の意思決定が現場まで直接届くため、AIが定着しやすい傾向があります。

Q. 既存のAI戦略書がありますが、ゼロから作り直す必要はありますか?

A. 必要ありません。既存戦略書を読み込んだうえで、フェーズ3(現場適合)から合流できます。前提条件と現場実態のズレを洗い出すところから始めるのが通常パターンです。

Q. 相談は有料ですか?

A. 初回相談は無料です。1時間で、状況整理と優先アクションの提示までを行います。

AI導入の現場での「もどかしさ」を解消したい経営者の方へ

AI導入の失敗の多くは技術の問題ではなく、戦略と実装が分業されている構造の問題です。まるごとAI顧問は、その構造を丸ごとCRIENのチームで引き受けるサービスです。顧問20社+・案件50件+の現場で見てきた「失敗の型」を元に、貴社の状況を30分で整理します。初回相談は無料です。

まずは無料でご相談ください → https://www.crien.jp/contact/

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佐藤 淳一
佐藤 淳一

株式会社CRIEN 代表取締役CEO。IT業界歴23年。累計20社以上の技術顧問・CTO・AI顧問実績。生成AI・AIエージェントを活用した光速プロダクト開発を推進。

IT業界歴23年。20社以上の技術顧問、AI関連案件50件以上。「まるごとAI顧問」提唱者。株式会社CRIEN 代表取締役CEO。

CRIEN の新サービス

まるごとAI顧問

経営者のAI学習から経営相談、業務改善、プロダクト開発まで。
顧問20社以上、案件50件以上の実践知から、経営・組織・業務のAI化をまるごと支援します。

  • 01
    戦略

    AI戦略の策定、投資判断、経営会議への参加(月額顧問)

  • 02
    実装

    光速プロダクト開発(最短5日)、AI駆動開発、伴走支援

  • 03
    教育

    経営者向けAI家庭教師(1on1)、社内AI研修